Worker’s Voice
就労者の声チャンティ・タオさん
ベトナム語の名前が入ります。
生きた体験ができる
生きた体験ができる
Dream
将来、日本で働きたい、
夢の一歩としてのインターン
私が日本でのインターンシップをしようと決めたのは、将来日本で仕事をしたいと考えていて、そのための経験を積みたいと考えたからです。ホテルのレストランのホールスタッフの仕事をするのは初めて。思い描いていたこととのギャップはあまりありませんが、唯一あるとしたら来る前に思っていたより他のスタッフがみんな親切にしてくれるということ。レストランの料理長が、休日にも車で買い物に連れて行ってくれることもあります。旧正月には、ズンさんと一緒にベトナム料理を作って仲間のホールスタッフに振る舞いました。
また、実際に日本で働いてみると、休暇への感覚の違いを感じることもあります。例えば、ベトナム人は休暇には家族とゆっくり過ごすことを大切にしますが、日本人はあまり休暇も取らずに働いている人も多いです。「日本人は仕事が好きなんだな」と感じました。
Study
言葉や食文化の違いに
戸惑ったことも
わかってはいたことですが、やはり言葉の壁の問題には直面しました。大学で日本語を学び始めて今は4年目。ベトナムでは日本語を教えるアルバイトをしていましたが、レストランの仕事に関する専門用語は今まで聞いたことがなかった言葉ばかり。わからない言葉が出てくるたびに日本人のスタッフに教えてもらったりインターネットや辞書で調べたりしながら一つひとつ習得していきました。
食文化の違いにも戸惑ったことの一つ。特に、味噌の味が日本とベトナムでは異なるので日本に来たばかりの頃は驚きました。今では寮の食堂にあるメニューはほとんど食べられるようになり、日本の味噌も好きになりました。でも、納豆と漬物は苦手です(笑)。
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日本語通訳になるために
生きた言葉を交わしていきたい
将来は、日本で通訳として働きたいと思っています。このインターンで毎日日本人のスタッフや諸外国のお客様と生きた言葉で話せることは、スキルアップにもつながるし、夢に向けた大きな経験になると感がえています。実際に、ホテルには英語圏のお客様が来ることもあり、コミュニケーションのために最近は英語の勉強も始めました。
日本でのインターンシップに興味を持っているベトナム人はとても多いと思います。外国で働くことは確かにハードルが高いですが、勇気を持って一歩踏み出してみてほしいです。当たり前のことですが、日本ではたくさんの日本人と直接会話をすることができるし、教科書に載っていないことを知ることができるとても良い経験になると思います。